ベクション:振り返り

エンディングも上げて、通話内での振り返りもざっくり行ったのでベクション全体での振り返りをしようと思います。前に上げたのは桑原にフォーカスを絞っていたので。

文章の校正はしていない。面倒だから。

 

【各PC雑感】

*白石東吾

箸休め。コイツのRPは肩の力をダルンダルンに抜いている。マスターエージェントらしさは微塵もないが、まあ相応の実力はあると思う。火力お化けのピュアサラマンダーだし。どこまで素っ頓狂になるか悩んでいる時は多少あったので、次回以降使うことがあればその辺をなんとかしたい。色々扱いやすくはあるし、数少ないFHのPCなのでまた出ることもあるだろう。

戦闘面においては唯一の装甲無視持ちということで真昼戦で殴りっぱなしだったのが印象に残っている。彼の性格にもよく合っていて気に入っている戦闘。

 

*烏間カルラ

不完全燃焼。パルアケもあまりRPができず、トラマギだとさらに薄味だった。自分から話題提起してRPしにいく積極性は大事。彼女の支部の他メンバーも考えてはいるし、いずれ再登場の機会はあるかもしれない。

性能面は丸かったので特筆することがない。強いて言えば最後の最後で《滅びの遺伝子》撃てたことか。それはそれとしてマジェスティコート強いっすね。

 

*桑原来人

ここ最近の私の思考の多くを占めている。振り返ってみると私の趣味とかが多く反映されている。誰もが願うような理想を本気で叶えようと愚直に進むキャラクターはかなり好みであるし、そういうヤツの善性みたいなものは大事にしていきたい。とはいえ、結構危うい方に突っ走りかねない思想であるし、ミスった時どうするか問題もそんなに解決していないのでアレ。そういう部分も含めて趣味ではある。

聖剣の王者振り回すの楽しかったし、C値5二回攻撃とか一回だけのC値4でも十分楽しそうだとは思うので、またどこかで起用したい気持ちが強い。いつになるかは不明。

 

【各シナリオ雑感】

*クルツホルム

冒険の書の演出スゲ~となった。スキルチェックに関してもよく考えられてんな~と感じた。本気具合というか、力の入れようをひしひしと感じた。

GMの気合が入っているとこちらのモチベーションも上がるので、良い掴みだった。

 

*イーサミエ

スキルチェックに振り回された。まさか二話にして冒険の書を使う羽目になるとは、という具合。あと戦闘差分初出し。クルツホルムで上がったテンションの勢いのまま描いたので、あれ以降戦闘差分を描くことはそうそう無いと思う。多分。

スマホを渡すシーンは割と怖かった。

 

*パルアケ

今度はドラゴンに振り回された。PC性能との噛み合いがあって意外となんとかなったが、実際相当ヤバイ場面だったと思う。シーン選択持ち*3の編成が噛み合うとかそんな事ある?

 

*トラマギ

特殊な判定も無かったし、RPもあまり積極的にできなかったので影が薄くなってしまっていた。前述したが、正義マンの下りはもう少し掘り下げできそうだったし、自分からRPする重要性を学んでいる。

喋るもぐらの遺言はちゃんと聞きたかった。

 

*トゥルヒダール(不参加)

序盤は見ていない。五位が出たらしいッスね。もしかして出番あれっきり?

クロの舎弟っぷりは好き。

 

*ルラ・カーム(不参加)

赤子攫いで爆笑してた。最後の最後でバジリスクのフリが来た時はマジか~という感情になった。

 

*ボスンハムン

かなり久々の桑原。どういう人間かをちゃんとメモっていたのでRPは問題なかった。さいこー。ヴォルナット、本当にあの見た目で良かったんか?あとアシュタルテは可愛いと思います。今となってはカイランともうちょい話しておけばよかったかもな、とは思うが当時はナビゲーターNPCだと思っていたので仕方ない。

エンディングで桑原のスタンスがチラ見えした。桑原視点だとキャンペーン内でも結構重要なRPだったと思う。

 

*リイネス(不参加)

とんでもねぇもんぶつけていったなコイツ、という感想だった。バイキルセンを思えばここで参加してたらバイキルセン時点でキャパオーバーになっていたと思うのである意味不参加で良かった。と同時に、バイキルセンも確実に何かしてくるな~と思っていた。ぶっちゃけエルヤビビも微妙に不安だった。

 

*エルヤビビ

箸休め。嵐の前の静けさとも言う。いや、実際は愉快なシナリオだったので静かではなかったのだが。各々が割かし好きに振る舞っていたのでこちらも好きに振る舞えた。頭すっからかんでRPしたのはそこそこ久々だったが、結構楽しかった。

魔王真昼戦も延々と殴りっぱなしで非常に好感触。曰く半分は削り取っていたらしいしマスターエージェントの片鱗は見せられたんじゃないんでしょうか。私も白石も満足。

 

*バイキルセン

終わった後の喪失感が凄まじかった。2、3日はかなり無気力に過ごしていたと思う。桑原の故郷(の幻)が出るという事前情報はあったので、過去回想とかそういう話かなーと思っていたら後ろから殴られた。まあ予想はできたと思うので、完全に油断してただけなんだけれども。よりにもよって、よりにもよって「誰も犠牲にしない」っていうスタンスを掲げたタイミングでか~となった。カイランから向けられている感情が好意なのもまた辛い。そういうの無かったら怒りに身を任せることもできたかもしれない。やっぱ無理そう。

クライマックス戦闘で下振れたのはお前…となった。以後下振れに怯えることになる。

 

*オクスシルダ

前半はずっとしなしなだった。なんか喋ろうと思っても言葉に詰まり、結果全然喋れなくなった。リラへの相談に関してはめちゃくちゃ心残りがある。事前にPL間で相談しておくとか、もう少しプランをしっかり立てておくべきだった。

カイランから魔王の亡霊の呪縛から解かれる方法を聞いてからは持ち直してきたが、もし何も言われなかったらマジでどうしてたんだろう。半分しなしなのまま戦ってたかもしれない。

一撃必殺型なのでクライマックスだと目立った事はなかった。回避判定で多少役立ったくらいか。あとチェーホフ

 

*コルガナ

トレーラー見てデカい溜息が出た。各地を巡って最後はカイランと出会ったイーサミエに、っていう展開はかなり好き。正直桑原視点だとこれが最終回ですってレベルのものだと思う。カイラン戦前後の問答で桑原が自分の中に渦巻いてるものがどういうものかをハッキリ自覚したと思っている。自分のそれがエゴであると自覚した程度で止めはしないだろうけど。

戦闘面、特にラスキルにおいてはマジでキメてくれて助かった。私TRPG上手だわ。

概ね桑原の総決算という感じなので、相当な思い入れがある。現にこの記事を書いてる最中ずっとカイラン戦のBGMを聞いている。

 

*デスシャナク

最後に物凄いネーミング来たなと思った。あと最終話にもなって超長い情報共有パートが発生するとは思ってなかった。面白かったけど。冒険の書ギミック、言われれば納得はするが普通に燃やしただけでオッケーだと思ってた。あとあんな時間に頭回らんて。まさかメタ的要素がギミックになってはいるまい、という思考が端にあったので私じゃ気付くのにかなり時間がかかったと思う。GMへの理解が足りていなかった。

最後の演出は本当にアツかった。皆が駆け付ける展開はあるだろうなとは思っていたが、PC総動員は一周回って笑いが出た。線路を魔法陣の構成要素に見立てる、という部分とアフターライフ:エンジェルが特に好き。

ラスキル演出として、これまでの冒険をウロボロスの学習能力によって力に変える、というのはかなり気に入っている。文脈と合理が重なる瞬間は本当に気持ちがいい。

 

【その他諸々】

*カイラン

マジでさぁ…という気持ちになっている。自身を一回殺すことを提案して数々の重い言葉をブン投げておきながら「半信半疑だった」ってお前なぁ…!という気持ちに今更なっている。エンディングだと最後に会えないのかーと考えていたが、「また会いに来る」と言われてちょっと嬉しかった。こっちの世界に来るんですかね、彼女。

私としてはカイランからかなりの好意を向けられてるな~と思っているが、桑原はそれをどう認識しているかはイマイチ分からない。自己評価低めなので、他者からの好意について(好意として受け取ってはいるが)あまり深くは考えていないのかもしれない。

 

*樋口

私的にも、桑原的にも大分お世話になり、目の前で死んだのは腹を立てている。オクスシルダからはほとんど樋口と会話してた気がする。マジでありがとう。

樋口の「周りが満たされた状態で死にたい」という願望は桑原は知らないが、もし知ったら結構怒ると思う。別のシナリオで会えたら良いなと思わないこともないが、PLがPLなのでいずれ死にそうでヒヤヒヤしている。

 

*今後

GMがどこかで「旅とは出会いと別れ」と言っていた気がするので、じゃあ再会も旅だろうと考えている。ので、PCはまたどっかで定期的に出して再会させたいなと思っている。そろそろ継続PCのターンになっても良い頃合いじゃないか、とも思うし。

ただビルド案や設定案が結構なペースで生まれていくので有言実行できるかは怪しい。無理かも。

 

【まとめ】

気付けば桑原の振り返り、エンディング、これとブログを三本も書いている。累計一万字くらいは書いているんじゃなかろうか。これ以上は書くことも特段無いので本当にこれでラストだとは思う。

月並みな言葉ではありますが、良いシナリオでした。桑原のみならず、私の今後のRPなどに影響が出てくるんじゃないかな…と思えるくらいには。

GMと参加者の皆様、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。