ベクション:エピローグ
実質SS
・白石東吾
どうやら元の世界に帰る方法は死ぬことらしい。そのための毒を別の転生者から貰った。どうやら苦しまずに死ねるものらしい。よしキタ。パパっと死んで元の世界に帰ろう。
…いや、やり残したことがある。冒険だ。聞けば、穂積だとかヨヨミだとか、他の転生者たちは色んな冒険を繰り広げたとか。羨ましいにもほどがある!魔王と戦うのも最高に楽しくはあったが、よくよく考えたらほとんどエルヤビビに滞在しっぱなしだ。最後に冒険に出てみても良いだろう。
トゥルヒダールには巨大な迷宮がある、という話をイリーナから聞いた。これは好都合だ。早速荷物をまとめ、帰る方法が見つかったから、とお世話になった人たちに別れを告げて、トゥルヒダールに向かう。さて、どんな冒険が待っているのやら。
そういや食料全然無いわ。さっさと帰ることになりそう。
・烏間カルラ
元の世界に帰る方法を手に入れた。この世界に留まる理由はない。グレイ・アライアンスの一員として世界を守る、という役割は果たした。冒険は私の役割ではない。未だに復興に追われてはいるが、この世界はしばらく安泰だろう。
アブラアゲ・アッパーの二人に別れを告げる。せっかくだから最後に、とパルアケのワインを飲み交わした。旅路には、会話とお酒があるものだ。それはきっと、旅の終わりも同じだ。お酒を飲みながら、これまでの冒険の事を話す。あの時は大変だったとか、実はこんな事があったとか、そういう他愛ない話をして、旅を終える。
少しふらつく足取りで部屋に戻り、幸せな酩酊に包まれて、眠りにつく。
・桑原来人
ここまで色んな冒険があった。クルツホルム。イーサミエ。ボスンハムン。勇者の泉。オクスシルダ。どれも必要な経験で、何一つとして欠けていいものはなかった。樋口とアレートロには「好きにしろ」と言われたし、カイランに「また会いに来る」と言われた。ほんのちょっとだけ心残りがある。皆との別れの挨拶とか、カイランと一緒にカレーを食べたりとか。だからもう少しだけ冒険を続けようと思う。そうして旅支度をする。幸い、ギルに貰った羅針盤がある。そう時間はかからないと思う。今までは誰かと一緒に旅をしてきたけど、これからは一人旅だ。正直言って不安はある。けれど、これからもきっと出会いがある。旅先で誰かと出会って、話して、別れて。だからきっと大丈夫だと自分を奮い立たせる。
旅の最中、今までのことを思い出す。
カイランと出会った時のこと。あれは本当に焦った。だって海藻の塊が浮いてたし。もしあそこで誰も通らなかったら、900年前の魔王は人知れず倒れていた…のかも。
クナドに生きる目的を聞かれた時のこと。まさかあんな所で、小さい子に発破かけられるとは思ってなかった。でも、少しは自信になったのかもしれない。
ギルに勇者と呼ばれた時のこと。あの人は自分のしたいことに嘘をつかない人だから、あれもきっと本心だと思う。ちょっと恥ずかしかったし、嬉しかった。
震に勇者になる理由を聞かれた時のこと。なんとなく、漠然としたものだった自分のしたい事を見つめ直せた気がする。
カイランに裏切られた時のこと。悲しかった。ショックだった。どうしてカイランが、とか何も知らないままでいられたら、とか、心がぐちゃぐちゃになった。頭ではカイランと戦わないといけないと分かっていても、心が追い付かなかった。実際、震が居なかったらあのまま何もできなかったかもしれない。だから震には感謝してる。…ちょっと怖いけど。
樋口にお前のスタンスを決めろと言われた時のこと。あのまま黙り込んでいたら、きっと自分のするべき事から逃げ続けてたと思う。
リラに戦う意志があるなら大丈夫と言われた時のこと。あの時は不安で仕方なかったから、大丈夫って言葉だけでも支えになった。
カイランと戦った時のこと。不安で、怖かったけど、それでもカイランを助けたかった。だから剣を振るえた。思えば、支えられてばっかりだ。自分が情けなくもあるし、支えてくれる人が居ることが嬉しくもある。
樋口に間違ってると言われた時のこと。本当にその通りだと思う。全員を救うだなんて、無謀で、馬鹿らしい願いだ。でも、誰かを失うなんて悲しい。折り合いをつけるべきなんだろうけど、俺の心は嫌だって言ってる。正しさとか、整合性とか、そういうのを全部押しのけてそう思ってる。これが俺の願いなんだって、強く思った。ひどく身勝手で、わがままな願いだ。それでも俺は、諦めきれない。
皆が助けに来てくれた時のこと。もうダメなのかなって、どうしようもないかなって思ったけど、俺が、皆が出会ってきた人とか、やってきた事が助けてくれた。正直ちょっと泣きそうなくらい嬉しかった。これまでの冒険は無駄じゃなかったって、そう思えた。
カイランの料理を食べた時のこと。カレーじゃなくて麻婆豆腐だったけど、美味しかった。カイランはまた会いに行くと言ってくれた。話したいことはいっぱいある。これまでの事とか、そういう色んな、他愛のない話。
最後に樋口と話した時のこと。樋口は自分の事をエゴイスティックだって言ってたけど、俺だってそうだ。だからもし、俺が天国に行くべき人間なんだとしたら、樋口だって同じだと思う。…そういえば、形見は何も残さないとか言って勝手に目の前で死んだり、自分には厳しい癖に他人には優しいところとか、よくよく考えたら樋口も樋口で結構自分勝手だったかもしれない。そう考えると、ちょっとくらいは面と向かって文句を言ってもいいんじゃないか? 帰ってからやることが一つできた。アイツが嫌がったとしても会ってやる。
そんな思いを巡らせながら歩いていると、街に辿り着いた。この街にカイランは居るのだろうか。次はどんな出会いがあるのだろうか。
そうして、街に足を踏み入れる。
・■■■■■
遠い、遠い記憶だった。私はこの世界の存在ではない。何者かの剣として私はこちらにやって来た。詳しいことは長い眠りの中で忘れてしまった。多くの冒険をした気がする。ひどく疲れていたのか、私は泥のように眠っていた。
…という所で、私は叩き起こされた。人だ。久々の人間に、少しテンションが上がってしまった。具体的には、普段ならまずしないような尊大な口調で話しかけるくらいに。その人間は、端的に言って弱かった。どう考えてもかつての主には及ばないくらいの実力で、戦いの心得も、心の強さも無かった。だが、奴は強引に私を引っこ抜いた。よほど必死だったのだろう。どうせ暇だ。手を貸してもいいだろうと思った。
懐かしいような、見知らぬような世界にやってきた。そこで私は、冒険を見た。出会い。別れ。裏切り。決意。人の強さ。薄れたかつての記憶が浮かぶ。剣として、多くの冒険をした記憶。最大限力を貸そう、と考えがよぎった。何故だかは分からない。昔の記憶が関係しているかもしれないし、そうでもないかもしれない。契約者の手を離れ、いいようにされた汚名を返上するためかもしれない。分からないが、この男の願いに応えようと、そう思った。
そして、魔王は討ち果たされた。奴の願いは果たされた。しばらくは私が出しゃばることもないだろう。静かに冒険の続きを、いわゆる”クリア後の世界”というものを見守るとしよう。
桑原来人
バイキルセンを終えてからというもの、思考の隙が生まれると桑原のことを考えてしまって色々手付かずになってしまうのでここにぶちまけることにした ベクションの個人的振り返りでもあるのでバリバリ身内向け
あとPC語りしたい
・作成経緯
めちゃめちゃ「じゅもんさんのシナリオ面白いよ」という話を某個人よりされており、一話限定とはいえPC1的立場があるという事で「今までそういうのやったこと無いし、いい機会だからやるか~」って事で立候補。
覚醒の流れはそのまま主人公っぽい感じを意識した。FHの陰謀に巻き込まれて友人を助けるために覚醒するの、ベタだけど私はとても好きです。一話ヒロイン枠がショタらしいので弟を生やしたりした。「そこら辺に居る普通の人間」というコンセプトで設定を作ったため、ベクション開始時点では大きな挫折も成功体験も経験していない。聖剣の王者を手にしなかったら多分市民Aとして一生を終えていた。なんか自信の無いところだったり、「皆と幸せに過ごす」ことが戦う理由なのはその辺から算出されている。
見た目とか細々とした設定に私の性癖が反映されている。幼馴染と疎遠になっていたり、高校生だったり、明るそうだけど気弱な面があったり。
好物が焼きそばパンなのはキャラシ作成ちょっと前に焼きそばパン食べたから。
年齢と学年ミスる大ポカは本当にヤバかった。
・クルツホルム~イーサミエ
(序盤だし当然ではあるが)特段彼のパーソナリティに突っ込んだ話をしていないので桑原個人としてはまあ普通という感じ。最終シナリオに持ち込むのを桑原にするという届出をしたのがクルツホルムちょい後だったので、イーサミエ時点から仕込まれてんなと今になって思う。冒険の書イベントを経験したらもう最終に持ってくしかないよな~くらいの軽い気持ちで届出をしたが、その結果色々とあった。
この頃は霧谷さんに「勇者探して魔王倒してください」としか言われてないのでなんかよく分からないけど凄いことになったな…くらいの感情。クトゥルフがどうとか何も知らんしウサキおよびジェリマンダーとは完全初対面。
・ボスンハムン
エンディングでクナドと桑原の目標についての話をした。トラマギ前後で桑原の内面的アレコレを練っていたため、その辺で桑原のキャラがいい感じに固まってきた。アレートロに900年前の魔王の話とか聞いとけば良かったかもなー、と今になって思っている。意識していなかったが、日常を大切にするという信念は対話が大事とかそういう話と嚙み合っていて良いなと思う。この頃はカイランに対しての認識がナビゲーターキャラだったので、完全に無警戒であまりパーソナリティに突っ込んだ話をしていなかったと思う。
・バイキルセン
死 完全にA市とか桑原のスタンスの話に気を取られていたため、後ろからブン殴られた。魔王言うても900年前だし…敵対しないルートとかねぇかな…と淡い期待を抱いて砕けた。PL的にはついていくルートが気になりまくったが、「誰も犠牲にしない」というスタンスを宣言したのでついていくルートは取れねぇよな~となってああいう具合になった。こっちだって一緒にご飯食べたり話したりしてぇよ~~~~~~~~~となりながら決別した。2日か3日くらいはボーっと過ごすくらいダメージを受けていた。あとレスバは私も桑原も無理です。
クナドとか震とかとの会話が無いとここまでにはなってなかったと思うので、二人には感謝。
A市関連の話もメモってあるが、箇条書きな上に全然まとめてないので一番後ろに貼る。
・オクスシルダ前半
一週間が経過し、シナリオ内でも4週間ほど経っているということでまあ桑原も気持ちの整理がついてるだろうと思ったが、いざRPするぞとなった時にめちゃくちゃ気分が落ち込み、ずっとしなしな桑原だった。やるべき事も自分のスタンスも分かっているが、どうにも気持ちが追い付かない…という感じ。同じイリーガルで年も近く、自分よりも経験があるリラに相談しようと思ったが、リラはそういう経験が無かったので上手いこと行かなかった。もう少し相談の方向性を変えるか、ハッキリとそういう経験があると口にした樋口辺りに相談すべきだったか。
それはそれとして、一緒にご飯を食べたり話をしたりしたいとかマイブレイブとか、重い言葉をカイランから投げかけられて大変になっている。これから(生き返らせることができると言われているとはいえ)カイランを殺しに行く訳だが、桑原には擦り切れずに希望を持ち続けてほしい所存。
・オクスシルダ後半
すんげ~イベントだった
「剣が無くてもお前はやれるよ(意訳)」という言葉、桑原の自信につながるといいなと思っている。女神から力を貰って、聖剣の王者効果も戻り、桑原も立ち直って残すはカイランとの決戦だと思ったら、樋口から「救いたいものを全て救えない時」の話をされかけてPLがまた悩み倒す羽目になった。バイキルセン後から考えてはいたが、マジで着地点が見当たらなくて困っている。どうしよ…。
・コルガナ
良かった〜〜〜〜〜〜〜 感嘆でもあり、安堵でもあり、満足でもある。
やりたい事は概ね達成できた。2, 3週間は桑原のスタンスについて悩んでたが、最終的にはどうあっても何かを諦めるのはしたくないだろうな〜と思い、あの方向に着地。できるできないはともかくとして大団円を諦めたくはないじゃん、くらいの心持ちだったが、「間違ってる」と真っ向から否定された結果、強めの物言いになった。桑原の強い我欲が表れていて良いと思います。とはいえ、うっかりすると秩序系ラスボス化しかねない思想だし、自分の欲を自覚したのでUGNとは相容れない部分も出てきそう。ベクション終わった後どうすんのかな。フリーランスか?
ダイスに関してはマジでよくやってくれた。初撃はめちゃめちゃ不安だったが、2撃目はキッチリ達成値190出してくれたし、ラスキルは上振れ&上振れだったのでコイツやるじゃ〜んってなった。デスシャナクもその調子で頼みます。なんか下限値2になったし。
・デスシャナク
マジでお疲れ様でした。桑原とかじゅもんさんとか各PLとか。
本当に良かったです。割とマジでカイラン帰ってくるかずっと不安で仕方なかった。なお、シナリオ中で最も不安だった瞬間は靴達の主戦。バックトラック失敗したらど~しよ~ってなってた。
今回のキャンペーンで桑原も色々成長できたんじゃないんでしょうか。桑原の決算は大体コルガナで済んでいるので書くことが少ない。
カイランのカレー食えると良いですね。
・桑原のいろいろ
【A市】
・田舎、田んぼがチラホラ見えるくらいのとこ
・住宅街はあるが、桑原や白瀬の家はその辺から少し離れた場所にある
・箒木目は住宅街の方に住んでた
・白瀬の神社は山登ったとこにある
・神社の名前は石輪(いしわ)神社、健康長寿とか縁結びの御利益がある
【桑原とその周辺の人間】
・桑原は祖父、祖母、父、母、弟の6人で暮らしている
・白瀬は幼馴染、家が近いのでよく遊んでた
・白瀬が一人っ子なので神社もまあ白瀬が継ぐんじゃねみたいな感じになってる
・白瀬は父、母の3人暮らし、祖父祖母は他界している
・白瀬父はバジリスクについてはあまりよく知らない。文献がそんな残ってなかった
・白瀬とは中学まで一緒だったが、高校が別になってからはあまり話さなくなってしまった
・桑原の覚醒は高校一年くらい、白瀬もガッツリ巻き込まれたが記憶処理されたので何も覚えていない
・箒木目は小学生くらいの時にFHとUGNの戦闘に巻き込まれた際にオーヴァードとして覚醒。両親がその時に亡くなったため、UGNチルドレンとして引き取られた。周囲には両親の仕事の都合で引っ越したことになってる、ので基本ステージの箒木目は根暗
・A市ではバジリスクを巡ってUGNとFHが長らく水面下で争っていたが、桑原が契約したのを契機にUGNとFHの双方が撤退を始め、現在ではどちらもほぼ手を引いた状態になっている
DX3rd PCメモ(その2)
CoCとか銀剣のステラナイツなんかもあるが、その辺はまた別の機会にまとめようと思う
色んなとこで出しているのを一括りにしているため、ここで述べていることを全て網羅できる人間は私のみである 備忘録の意味合いもあるので別に良いが
・"
初アカデミアPC。前々からアカデミアはテンション高めのキャラで行こうと考えており、オカルト好きにして色々好き勝手やってしまおうという目論見だったが、周りが異常に濃かったので結果としていつものバランサー的立ち回りに寄ってしまった。なんで?
ビルドは
1.当時未使用だったエンジェルハィロゥを軸にしよう
2.エンハイといえば回避系エフェクトが多いので回避アタッカーにしよう
4.やっべ武器忘れてた祈りの造花で何とかしよ
の流れ。成長で代理ドッジなんかも取るつもりだったのだが、周りが復讐の刃だったり氷壁だったりして色々頓挫した。永遠に火力伸ばす成長になる気がする。
コードネームはボイジャーに乗せられた地球の情報が入ったレコードから。名前は特に意味を持たせないというコンセプトで、女の子の名前ランキングだとか苗字一覧とかからそのまま持ってきた。CSに書いてある宇宙人云々の設定もある程度は考えているのだが、出る予定が皆無。
ジュラシックレコードを使いたいなという思いが以前からあり、参加するサーモンラン卓の特殊レギュとの嚙み合わせが色々良さそうだったので採用。精神上げて《灰色の脳細胞》とか《コントロールソート》を振り回す一般的ノイマン。ウロボロスの予定だったが、なんやかんやで《時の棺》未使用だったり、またウロボロスか…という気分になったのでバロールにするか…となった。攻撃面のダイスが全体的に死んでいたが、防御面は結構強かった。色々あって防具未実装だったが、今ならRMAアーマー着てさらに固くなっていたと思う。バロールにカバーリングエフェクト無いのが悔やまれる。
コードネームは絶滅危惧種載ってるアレをそのまんま。いずれ研究職を出そう、というのは頭の片隅にあり、その辺のアレコレを固めるためにもここで入れた。恐竜の遺伝子が埋め込まれた遺産、っていうのもなんか研究職と結び付けやすそうだったし。名前は恐竜をもじった。結果、ティラノサウルスを召喚する設定が生えた。
RP的にもビルド的にも使い心地が良かったのでまたどこかで起用したい。
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聖剣の王者使いたいな~という気持ちが前々からあり、そんな中でSW世界に転生するキャンペーンが行われることになったのでじゃあ持ち出すならここだろう、という事で作成。元々はハヌマーン/ブラックドッグのC値5二回行動で妥協するつもりだったのだが、増呪種に丁度良いC値下げエフェクトがあったので変更。聖剣の王者の暴走時攻撃不可によって暴走ビルドを使いづらくなってるのいい塩梅だな、と勝手に思っている。バリクラ入れてェ~となっているが、なんか機会を逃し続けている。多分次回辺りに取る。
コードネームは悩みに悩んだ結果、それっぽい慣用句に影と雷を意味する単語をくっつけたクソシンプル構成。主人公っぽそうなヤツにしたかったので、変に暗いイメージのコードネームを付けたくなかったのもあって面白味の薄いものになってしまった。名前は雷が落ちた時に唱える「くわばらくわばら」と、Lightning+《ライトスピード》から。元々の苗字は鳴上だったのだが、以前のPCで使っていたことを思い出して没になった。コンボ名は影の入った四字熟語を検索して適当に身体能力強化に合ったものを探した。ちなみに立ち絵はかなり気に入っている。無彩色+明るい差し色の構成がかなり好き。
この文章はバイキルセン前に書いているが、彼に何が降りかかるんだろうなというワクワクと不安でいっぱい。
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増呪種軸ビルド。当初は魔炎招来を使う予定だったのだが、メンバーの火力が足りてそうだったり、前回の戦闘外の判定でかなり酷い目にあったので、その辺キッチリ強くしようと思ったりでキャラ丸ごと棄却した。色んな局面に手広く対応できるビルドを目指し、エンブレム中心の構成にした。イージーとか自動取得除けば5個しかエフェクトがない。《青き奇術師》、コンパクトな構成で強さを発揮できるので良い。色々嚙み合わなくて《滅びの遺伝子》を使えなかったのが心残りというくらいで、それ以外は割と強かったと思う。
烏間って苗字使いたいなーというのが先にあり、そこから設定やコードネームなどが固まっていった。オンネパシクルはアイヌ語でワタリガラスの事らしい。カルラは烏天狗の元という説のある守護神。本部エージェントなのは「オールカインズ」目的でもあるが、偉い立場の人を出そうという意図もある。
保護と言いながらUGNチルドレンという形で少年少女を"使っている"ことを快く思っていなかったり、可能ならばFHとも和解したいと考えている理想家…という設定を考えていたのだが、そもそもUGNもFHも無い世界なのであまり活かせなかった。ヨヨミのくすねたリーダーズマークに突っ込んでその流れの中でどうこうできれば良かったのだろうか。どこかで回収したさはある。
・"マスターフロスト" 白石 東吾(サラマンダー)
色々吹っ切れ、なんかもう全力でウキウキしてやろうと思いかなり前から考えていた設定を起用。ビルドコンセプトは「雰囲気エネミー」。狂気の沙汰with《極大消滅波》を取ったり、攻撃が範囲攻撃のみだったり。《極大消滅波》、いざ使うとなんか微妙な気持ちになる。狂気の沙汰使って強いのは《究極獣化》とかその辺なんだろうなと。経験点があれば《先陣の火》とか積みたかった。次回使う機会があれば狂気の沙汰周り消して《災厄の炎》《プラズマカノン》してそう。コンボ名はあんまり思い浮かばず、適当に決めた。大体がそうだけど。
結果として装甲無視がかなりいい働きをしていた。RP的にも魔王を殴り続けられてホクホク。
かなり好き勝手やるか~という心持ちだったが、シナリオ上の立場だったりでほんのり理性などが残った結果、ジョンよりはまともなヤツになった。とはいえ、普段に比べると好きに喋れたのでまあヨシ。特大の地雷もキッチリ考えていたのだが、今回は踏まれなかった。
うっかりFHと口を滑らしたのはガチミス。今後穂積やヨヨミと会ったらどうなるやら。
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レネウォ。年末だし、ヒーローステージだし、底抜けに明るいヤツにしようと思い陽キャっぽい雰囲気にした。私自身が陽キャではないので、できてたかどうかは分からない。ビルドはメモにあったピュアエンハイ隠密アタッカーを採用。どうせなら攻撃力偏重にしようとピュアブリードの力をフル活用して《イェーガーマイスター》と《マスヴィジョン》を振り回すビルドに。Dロイス「光使い」、めちゃ強い。
コードネームは星関連からお気に入りのものを起用。名前は元々「ほうき星」とか「流星」のイメージがあり、そこから「箒」を取ってきて適当に苗字を検索した。名前は語感。「はばき」と入力して変換したら一発目に出てきたのを採用したのだが、検索してみてもゲームのデフォルトネームしか引っかからないのでどういう意味なのかはサッパリ。「幅木」とかのが先に出そうな気もする。コンボ名も星関連だが、直近で「流星のロックマン」にハマってたのでそこのボスから2つ使った。
設定面でかなり悩んでいたのだが、霜月が出てきたので桑原の関係者にするかと決めてからは割とトントン拍子だった。挫折らしい挫折を今のところ味わっていなく、短慮だったり無自覚に強者故の発言をしてしまったりと、全体としては「未熟なヒーロー候補生」という形になった。この手のキャラは挫折などを経験すると良い味が出そうなのでその内キャンペーンがあったりしたら出したい。立ち絵気に入ってるし。
バイキルセンに桑原の故郷であるA市が出るのに伴って基本ステージの設定も考えたりしたが、ヒーローステージと結構性格面に変化がある。
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箒木目は「流星のロックマン」にハマっている時に作ったが、コイツも同時期に作ったので結構影響を受けている。ていうか《完全獣化》時の立ち絵がウルフ・フォレスト。伝わる人が居るかどうか若干不安だった。
「ヨトゥンの血潮」使いたいな~から出発し、HPを活かす手段として《雷鳴の申し子》を使用したビルドに決定し、最終的に《サイバーアーム》や《自動体内式除細動器》を採用。個人的にかなり美しいビルドだと思っている。《サイバーアーム》の利点である「マイナーを使わない」部分を《完全獣化》で潰しているのはアレだが。《雷鳴の申し子》、死ぬのがかなり重い。メモリーとかを積まないならミドルの火力補強くらいにするのが丁度いいのだろうか。
着ぐるみで鹿になる流れは確定していたので、見た目がエキセントリックな分性格はまともにしようと考えていた。唯一の成人済だったし。自前で描いた立ち絵を計9時間(?)中1-2時間くらいしか使わなかった。ウケる。
コードネームは神話関連の狼の名前から付けた。名前は狼→尾上、獣→重太。ウルフ・フォレストに変身する人の名前も尾上だったことを後に思い出した。コンボ名はいい感じに統一感が出ていて気に入っている。
TRPGキャラメモ(DX3rd編)
元ネタとか裏話そういうわざわざキャラシに書くようなことでもないよねみたいな話をまとめたかった。あとはてなブログ使ってみるか~という気持ち。
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初TRPGということで、システム的にもRP的にも扱いやすいヤツにするかという考えの下生まれた。攻撃以外何も考えないブラックドッグRCビルドにし、年齢も大学生と(当時の)私に近しいものにした。コードネームは適当に雷系で検索かけた。名前は雷属性なので鳴神→鳴上、ブラックドッグ→黒犬→黒→こく→克で克哉。
性格は何となくちょいダウナーくらいの想定だったが、横二人がヤバかったり初戦闘で首元にアドレナリンぶち込まれたりしたので苦労人になった。
開催日話し合った結果、その日の翌日にやるかという話になり、慣れないツールで爆速立ち絵作成したりもしたので、どっかでリビルド+立ち絵改修してまた出したいなと思っている。
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コンボが10個もある元ネタ遊戯王男。元々は私が遊戯王SEVENSを視聴中に出てきた「サイボーグ族」というワードを「細胞具足」と聞き間違えたのが発端で、当初は遊戯王要素を盛り込むつもりは薄かった。コードネームもそこから。名前は「遊」が付いてる苗字と名前から適当に選出。
コードネームを軸に作り、ビルドも「機械化系を一切使わずにサイボーグっぽさを出す」ことをコンセプトに。結果、「それなりに耐久もできるアタッカー」になった。何気にDロイス初使用。あと「手持ちの経験点使ってイージー取っていいよ」と言われたので8つ取った。
性格は遊星とか遊作辺りを想定しており、遊星が両親死去なのでとりあえず両親を殺した。覚醒やら邂逅やらは遊戯王っぽさをある程度意識しながら設定。立ち絵は遊戯王VRAINSの穂村尊とか遊作らへんをチラ見しつつ描いた。
過去の云々についても考えてないことはないので、まあどっかで出せたら良いんじゃないんスか、という感じ。ちなみにアンデッド族を使用している。
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問題のPCその1。「《抗いがたき言葉》でY談おじさんイケるんじゃね?」と発言したところ、後々さくさくが「NPCの性癖用意してます」と言い、さらに専用エフェクトがY談だったのでやるしかねぇ……となり作成。私としてはめちゃめちゃ与太話のつもりだった。
ビルドに関しては交渉デバッファーということまでは決まってたのだが、ビルド相談してたさくさくの発案により憎悪ばら撒き回避タンクの要素がくっついた。なお、当時はDX3rdに不慣れだったため、ビルドが大分ガバガバ。
セッション中にY談波をぶちまけるが、ラスボス以外口が利けないタイプだったので直接的Y談はクライマックスまでお預けだった。クライマックスではテンション上がってNPC一名にもY談波した。本当に申し訳ございませんでした。
ダイスが上振れ、こっちに飛んできた攻撃全部回避してミドルもクライマックスもノーダメージで帰還するとかいう実績を立ち上げた。ビルドは気に入っているが、設定に難しか無いので二度と出せない。
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苦労人系PCその2。おじさんに誘われて飛び入り参加したCPで作成。飛び入り参加なのもあってどういうキャラが良いか、と聞いたところ「真面目な人でお願いします」と言われたので真面目な人になった。セッション中にその言葉の意味を理解するのだが、長くなりそうなので割愛。
《魔神の心臓》のデバフ係数にめっちゃ目を輝かせながら作った。《魔王の理》を見落とすとかいう大ガバをやらかした結果、《ライトウェイトモード》と《レインフォース》を取得するビルドになってしまった。いずれリビルドしたい。
初登場時に(支援込みだが)射撃型なのにボスの攻撃を回避する激強上振れを見せる。飛び入り参加だったりあまりやらない真面目ロールだったのもあってRPの記憶があんまりない。
苗字は適当に決定。名前は元々は対になるキャラが居り、その辺を意識したのだが対をボツったため意味がなくなってしまった。
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問題のPCその2。「ブラックドッグ×ノイマンのRBでテレビのジョンいけたりしねーかな」というお遊びビルドだけの存在だったのだが、266点の経験点と年末の悪ノリが重なりPCになってしまった。データブレイン5積み、《オリジン:サイバー》Lv5の情報固定値20、極めつけにはインスピレーションであらゆる情報判定を粉砕する存在になった。
セッション開始時にあまり性格を考えていなかったという事態に気付き、口から出任せで言ったらインターネット害悪になった。どうしてUGNエージェントなんだコイツ。あと《電磁バリア》の存在を忘却。あまり使える場面も無かった気がするが。
色々あって侵蝕率が190とか行ってた気がするが、Eロイスガン積みだったため帰還できた。またちょっとだけ出してみたいなという気持ちが0.5割、いやこんなんまた出す訳にはいかんでしょという気持ちが9.5割。
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年末シナリオの《加速世界》と《恐怖の一言》を合わせたのを見てオモれ~となり、移動させる系で何かできないかとアレコレ模索してる内にHRが届いて《氷の茨》と出会った。ビルド当初は設定重視でDロイスが守護天使だったりしたが、最終的には性能をとって超血統になった。エンドライン以外で出すことがあれば守護天使になっているかもしれない。ビルドは気に入っているが、侵蝕ゲロ重で半ば一発ネタなのでまた同じビルドを使うかは不明。
「継続で出す際、ビルドを変えてもあんまり不自然にならない」こと、「雰囲気胡散臭いが実際はそうでもない奴」をコンセプトに設定を作った。設定で金欠気味だったりするのは別シナリオで出す理由付けをしやすくするため。なお、未だに継続PCとして出たことはない。後者はちゃんとできてるか不明。立ち絵は胡散臭さと、あと《原初の●》で出ている色を全て含んでいるという縛りをかけて作成。川平のおじさんとかちょっと参考にした。
苗字は守護天使の名残であり、
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《餓狼の爪》使いて~という気持ちで作成。あとUGNチルドレンにそろそろ手をつけるかという感じ。どうにか素手の攻撃力を上げれまくれないかとめちゃめちゃサプリを漁った記憶。結果、《餓狼の爪》使ったのは一回。オリジン:アニマル使うとインフィニティコロナ使えない大ガバを気付かず、セッション直前で《再起の咆哮》を取得。
素手グーパンマンだしバカキャラやりたいな、という気分でバカにした。目標は理知的な発言をしないこと。特に「オレバカだから分かんねぇけどよ……」と言って分かってる感じのことを言わないようにした。基本的にコードネームは分からない。流石にバカが過ぎると会話に支障が出るため、メモを取って覚えるように努めているようにした。どうせならバカ後輩ムーブしたいなーとか考えていたが、大体同い年という事態になった。
苗字は腕→かいな→皆南、名前は羅刹→羅→明羅となった。当初のコードネームが"羅刹の右腕"であり、読みと名前はその名残。エンドライン用Dロイスの「悪魔の右腕」を軸に考えていたが、その辺はボツった。
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《カウンター》を使いたい欲望とアージエフェクトを使いたい欲望と《ラストアクション》を使いたい欲望を同時に満たそうとした結果、エネミーの出目があまりにも貧弱過ぎてどれも使わず終わった。《現実改変》を使用することで無理やり《カウンター》を成功させ、さらにHPロスで死んで《ラストアクション》を使用し、その最中に回数が余っていれば《現実改変》を使用することでコストを踏み倒す……という算段だった。とにかく《カウンター》に成功しないと始まらないため、《隠された世界》やら《チェンジ》やら取ったが、これもまた使わずに終わった。《妖精の手》と《勝利の女神》と《武芸の達人》くらいしか使わなかった気がする。欲望を満たしきれなかったのでまたどっかで使いたい。
探偵が現実改変できたら最悪だよな、と思い探偵もとい探偵助手という形にした。探偵と言えば観察眼なので、射撃屋っぽくて良いのではないだろうか。覚醒は若干ペルソナを意識した。コンボ名はRPGとかにある攻撃ボイスを意識。
名前は明智小五郎から。明智小五郎の元ネタらしい人の苗字が戸塚なので、苗字はそこから取った。
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元々は彼女の姉にあたる人物を出すつもりだったのだが、設定とビルドの摺り合わせが上手く纏まらず、妹として作り出した。《ストライクモード》を高Lvで使いたいな、というのがビルドコンセプト。結果として武器をめっちゃ壊すビルドになり、設定もそこから作った。破壊コンセプトと範囲攻撃持ちだから行動値欲しいな、ということで破壊者をDロイスにしたが、何か行動値21のヤツと行動値31のヤツが居た。
苗字は物品を作れるモルフェウスなので物部、名前は破壊→壊→かい→花衣とした。設定としては姉が付けた名前である。下の名前決めるのにちょっと難儀した。
『オンリーロンリーヒーローズ』を経てめちゃめちゃ掘り下げがなされ、私のお気に入りキャラとなっている。もっと掘り下げていきたい。
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「混沌なる者の槍」を使いたくて作った。かねてからブラックドッグ×ハヌマーンで嵐操る能力とかカッコイイよなーと思っており、それとくっつけることになった。《風鳴りの爪》が結構楽しい。
元々の年齢は確かアラサーだった気がするが、立ち絵作ってる時に「ちょっと老けすぎかな…」と思って年齢を引き下げた。設定面はそういやセティボスも嵐云々だったな、と思ったのと、公式NPCにロイス取るかと思って作成。霧谷雄吾の手料理、食べたい。
あきとくんが部下キャラをこちらの設定に合わせていたのもあり、ビルドも設定も割と気に入ったため、メモリーを2積みした結果、結構ギリギリで帰還した。ありがとうメモリー。